特約について
生命保険には「特約」という契約があります。特約を簡単に説明すると、「オプション」です。こう言ってしまうととっても簡単なのですが、実際には結構難しく、やっかいなものなのです。生命保険を難しくしているのはこの特約なのですから。でもだからこそ、特約を知ることで生命保険を知ることができるのです。 生命保険は主契約があって初めて成立します。特約だけでは生命保険に加入することはできないのです。では何故特約が存在するのか。それは、たくさんの様々なニーズに対応するためなのです。保険会社は生命保険に特約を付けることで主契約だけではまかなうことができないニーズに応えているのです。
特約の種類
特約の種類は数限りなくあります。同じような内容の特約でも保険会社によって呼び方が違ったり、少しだけ内容が違ったりしますし、人気が出た特約はどの保険会社も取扱を始めます。なので、特約を全てご説明することはできないのですが、大きく数種類に分けることができます。 1.病気に備える特約。不慮の事故や病気で入院、通院、手術などに対応する特約です。疾病入院特約(入院した時の入院給付金、手術を受けた時の手術給付金を受け取る特約)、災害入院特約(事故で入院した時に給付金を受け取る特約)、ガン特約(ガンによる入院、手術、診断給付金、死亡保険金などを受け取る特約)、成人病入院特約、女性疾病入院特約、長期入院特約などが代表的なものです。 2.死亡時の保障を大きくする特約。代表的なものは、定期保険特約(一定の保険期間内に死亡すると保険金が受け取れる特約。終身保険と合体した定期保険特約付終身保険が代表的)、生活保障特約(死亡した後、満期まで年金を受け取る特約)、生存給付金付定期保険特約(保険期間中に死亡すれば死亡保険金を受け取れ、生存していれば一定期間ごとに保険期間の途中で給付金を受け取れる特約)、三大疾病保障特約(ガン、心筋梗塞、脳卒中の三大疾病を対象とした特約。この疾病で所定の状態になった場合に保険金が受け取れる特約)などです。 3.不慮の事故による死亡に備える特約。事故の場合に基本契約にプラスして保険金を受け取る特約。傷害特約や災害割増特約(不慮の事故や特定感染症で死亡した場合の特約)が代表的です。 4.その他の特約。リビングニーズ特約(原因にかかわらず余命6ヶ月と宣告された場合に死亡保険金を受け取ることができる特約)、介護特約(寝たきりや認知症になり一定期間介護状態が続いた場合に支給される特約)など。
特約を上手に選ぶ
生命保険を選ぶとき、主契約に全ての種類の特約を付けてしまえば素晴らしい保険ができあがるでしょう。でも、絶対に不可能です。最初に言ったように特約の種類は多すぎてとても全部を網羅することはできません。なので、自分が欲しい保障にあった特約を選ぶ必要が出てきます。入院や通院に備えたいのか、不慮の事故に備えたいのか、万一の時のために家族に残すお金を多くしたいのか、などなどそのご希望に沿った特約を選ぶことで生命保険をカスタマイズしましょう。 あなたにピッタリの保険、きっと見つかります。
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